2014年11月17日(月)
スケーリング:歯石除去

お口のケア、特に歯石の予防はしていますか?実は単なる歯石でも放っておくと重大な病気につながります。


まず、ある程度歯石が増えてくると、気になりだすのがニオイです。
その後、細菌の繁殖などにより歯肉炎が起きてしまいます。

歯肉炎を起こすと歯茎が赤くなったり、腫れたり、ときには出血することもあります。
当然痛みも伴います。そうなると大好きなゴハンやおやつも、喜んでは食べられなくなります。

また、歯の根元に膿がたまってしまうと顔が腫れたり眼の下の皮膚に穴が開いてしまうこともあります。
最終的に歯周病にまでなってしまうとアゴの骨も溶けてしまい、ひどいときにはアゴの骨折がみられることもあります。

歯肉炎、歯周病の予防はハミガキなどの口腔内ケアが第一です。
お口をなかなか触らせてくれない子は、おやつ代わりに歯みがきガムもおすすめです。
もちろん両方を組み合わせる事ができれば効果はさらにアップします。

今現在、歯石が着いてしまっている子、歯肉炎や歯周病が起きてしまっている子はまず歯石の除去を考えてあげて下さい。歯の根元がダメージを受けている時は抜歯が必要になることもあります。


写真の子は、早期に処置を行えたため、軽度の歯肉炎のみで済み、抜歯までは必要ありませんでした。

処置後は、すっきりとしたお顔で元気におうちに帰りました。
もちろん飼主様とは、今後の口腔ケアの方法をしっかりとご相談させていただきました。

「うちの子は大丈夫かな?」と思ったらまずはご相談してください。

アニファお花茶屋病院 米倉